Ubuntu11.04でタッチパッドとトラックポイントを無効化する方法
Ubuntu 11.04 で IBM(現 Lenovo)の、
USBトラベルキーボード ウルトラナビ付(USB Travel Keyboard with Ultranav)の
タッチパッドとトラックポイントを無効(OFF)にする方法です。
無効化方法はUbuntu 10.10と同じ
設定方法は、Ubuntu10.10の場合と同じです。
複雑な作業は不要です。
テキストファイルを修正するだけです。
今回タッチパッドを無効(OFF)に設定する製品
今回も前回の、
Ubuntu 10.10でタッチパッドとトラックポイントを無効(OFF)にする方法
と同じく下記の製品での設定方法です。
IBM(現 Lenovo)
USBトラベルキーボード ウルトラナビ付
(USB Travel Keyboard with Ultranav)
無効化の設定はGUIでは出来ない事もある
Ubuntu 11.04になりましたが、一部の環境ではGUIでタッチパッドやトラックっポイントを無効(OFF)にする事は出来ません。
・gsynaptics
・gpointing-device-settings
などのパッケージを入れてすんなり設定変更が出来るととても楽なのですが、
Ubuntuのバージョンやお使いのデバイス環境によってはこれらが機能しません。
設定ファイルの場所はUbuntu 10.10と同じ
タッチパッドを無効化する為に、Ubuntuのテキストファイルを変更する事自体はとても簡単な作業なのですが、どのファイルを変更するかがUbuntuのバージョンによって微妙に違います。
Ubuntu11.04の場合はUbuntu10.10と同じファイルを修正すれば大丈夫です。
しかし、それ以前のバージョンのUbuntuと同じファイルを変更しても、
タッチパッドやトラックポイントは無効になりません。
Ubuntu 11.04で変更が必要な設定ファイルと記述内容
Ubuntu11.04でタッチパッドやトラックポイントを無効にするには、
以下のファイルを編集します。
/usr/share/X11/xorg.conf.d/50-synaptics.conf
このファイルの一番下に以下の記述を追加します。
Section "InputClass"
Identifier "no need for accelerometers in X"
MatchProduct "無効にしたいデバイス名"
Option "Ignore" "on"
EndSection
USBトラベルキーボード ウルトラナビ付の例
例えば、IBM(現 Lenovo)USBトラベルキーボード ウルトラナビ付
(USB Travel Keyboard with Ultranav)
の設定方法ですと、
Section "InputClass"
Identifier "no need for accelerometers in X"
MatchProduct "Synaptics Inc. Composite TouchPad / TrackPoint"
Option "Ignore" "on"
EndSection
上記を該当ファイルの一番下に追記し、上書き保存します。
再起動後に、タッチパッドとトラックポイントが無効になっています。
更に詳しい説明
Ubuntu 10.10でタッチパッドとトラックポイントを無効にする方法
上記の記事は、Ubuntu 10.10に関する記事ですが、方法は全く同じです。
実際にテキストファイルを修正する前に是非ご覧下さい。
関連する記事
Ubuntu 10.10でタッチパッドとトラックポイントを無効にする方法
その他の記事
FirefoxでRapidSSL証明書の警告 sec_error_unknown_issuer の直し方
レンタルサーバでのRapidSSL中間証明書のインストールエラーの直し方
スタードメインで新規にドメイン取得時のネームサーバー変更方法